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乙女ゲーム感想

L.G.S新説封神演義をプレーした感想

投稿日:2017年7月12日 更新日:

この乙女ゲームは主人公の名前変換ができないタイプです。

仙人の主人公は本来は高貴な生まれですが、母の死で娘を他者に奪われたくないと願う歪んだ心を持った父に依存され、可愛い容姿を醜い妖怪の姿に変えられてしまったため、顔に術をかけてそれがバレないようにしています。
しかし、仲間がピンチになった時、術を解いて醜い姿を見られてまで力を開放してまで頑張る姿はすごいと思います。本人は妖怪の姿を気にしているようだけど、美しくはないけれど醜いまではいかない姿だと私は思うし、彼女の真の姿を見ても、仲間は彼女を嫌ったり蔑んだりしなかったところが良かったです。

彼女が妖怪の姿に変えられて下界に落とされ、人間たちにひどい目にあって絶望していた時に、彼女の心を救う師匠の玉鼎真人に出会ったことはラッキーだったと思います。しかし、彼は他のキャラの攻略ルートではイイ人ですが、彼の攻略ルートであれば過去の呪縛から自分自身が解放されるために、愛しているから手にかけると言いながらあの手この手で命を狙ってくるところが怖かったです。
主人公も自分の命が狙われている状況で、よくまだ好きだと思えるなあと思いの強さを尊敬しますが、師匠の友人の赤精子と共に彼を叱咤して呪縛から解き放ち、師匠も彼女との未来を選択したときは心底安心できます。

私が好きなキャラは太公望です。
彼のバッドシーンの中で、主人公が彼のために選んだ選択を彼が良しとしないスチルがあるのですが、その場面は見ていて胸が締め付けられます。仲間を裏切っていることへの自責、しかし彼女を愛しているし仲間を大切に思っていることへの葛藤など、彼のルートでは素晴らしいシーンが多くみられます。両想いになって問題が解決した時は良かったと思ったし、しっかりとしたお兄ちゃん気質な性格なので、ストレートに思いを言葉や態度で現わしてくれる姿には好感が持てます。
攻略できるキャラが少ない乙女ゲームですが、そのボリュームは満点の作品です。

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