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乙女ゲーム感想

緋色の欠片をプレーした感想

投稿日:2017年5月7日 更新日:

「緋色の欠片」は和風伝奇が好きな人には堪らないゲームです。
和の雰囲気にファンタジー要素が加わり、伝統、宿命、使命、抗えない運命に少年少女が巻き込まれていきます。
いい大人になっても主人公の少女に感情移入してイケメンと冒険を楽しみたいのです。平凡な自分だからこそ特別な運命を背負った主人公とそれを支えるイケメンたちとの恋愛を楽しみたいのです。

主人公の珠紀は先祖代々「玉依姫」と呼ばれる「鬼斬丸」という刀を封印する役割を担う宿命を受け継ぐ立場にあります。もし封印が解かれるようなことがあれば世界が滅んでしまう、そんなヒロインを守るための守護者と繰り広げられる恋愛乙女ゲームです。
全ルートを通して全面的に真弘先輩がカッコいいので、彼が人気が高いことがよくわかりました。しかし、やはりストーリーが重厚で一番練られていたのはメインヒーローである鬼崎拓磨だと思います。
そして、私が一番印象に残ったキャラクターでもありました。
いきなりやってきたヒロインを守れだなんて言われても、大抵の男の子が困惑してしまうことでしょう。最初は拓磨もそんな一人で、ぶっきらぼうな態度で珠紀にすぐバカというような冷めた人でした。ですが、鬼の血がその身に引き継がれていることから、それがいつ目覚めるか恐れを抱いています。そして、ストーリーが進むにつれて主人公を守るためにその心がどんどん鬼に支配されていくことになり、ボロボロになっていきます。
守られてばかりの自分の弱さに泣きながら拓磨を抱きしめる珠紀にはただただ涙でした。お互いの運命を受け入れて死のうと決意するところで、紅葉が舞い散る山中でのキスシーンには画面が見えなくなるほどの大号泣です。

悲恋エンドの切なさを散々味わって浸った後のグッドエンドはさらに身に沁みます。ぶっきらぼう、乱暴者、それでも弱さを見せようとせずに珠紀を守ってくれる優しい拓磨がますます好きになりました。
一度でいいのでピンチになった際にイケメン男子に「俺の女に手を出すな!」なんて叫ばれてみたいものです。

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