乙女ゲーの感想とレビュー大辞典|メカトロ2009

乙女ゲームの感想やレビューを紹介しています。

乙女ゲーム感想

薄桜鬼をプレーした感想

投稿日:2017年5月5日 更新日:

マンガや小説、アニメやゲーム、世の中にはいろいろな新撰組をモチーフにした作品が出回っています。

もちろん乙女ゲーム界隈でも同様で、そんな中でも多くの女性プレイヤーの支持を集めている薄桜鬼には前々から興味がありました。
私が手を出したのはそんな薄桜鬼のPSP移植版「薄桜鬼ポータブル」です。
PS2限定版にプレミア価格がつくほどの人気作品ということ、シナリオの完成度がとても高いということで期待を高めていました。この作品はカズキヨネさんによるキャラクターデザインが美麗で、そこにまず目を惹かれます。

攻略対象となる新撰組のお馴染みのメンバーと羅刹と呼ばれる吸血鬼のような存在とが、父親探しを目的とする主人公の千鶴を中心に因果を絡め合います。主人公がこの戦いに巻き込まれることで新撰組に身を置くことになることになり、関わっていく隊員と恋愛感情を芽生えさせていくことになりますが、そんな中でも私が心惹かれたのは鬼の副長、土方歳三さんでした。
孤高の人、近寄りがたい人、怖い人、最初はそんな印象の男性です。しかもイケメンボイスです。

基本的な人物像は一般的な土方氏の印象とはそう遠くないイメージですが、そこに乙女ゲーならではの「接しづらいけれどもいざというときは守ってくれる」「影があり主人公にのみ弱みや可愛いところを見せる」という心をときめかせる要素が加わっています。彼が辿る道は決して平坦なものではありません。実際の歴史でも新撰組の始まりから終わりまでを駆けぬけていた人物です。日本人が大好きな滅びの美学を感じるストーリーは、戦っている彼の背中を見つめながら支えてあげていきたいと願わずにはいられないものでした。

愛想はよくないのになんだかんだで傍に置いてくれたり、手伝いを願う千鶴に仕事を与えながら隊員を陰で見守らせたり、端々に「私(主人公)、愛されている」と感じられるのが何とも言えない萌えポイントです。そんな人をどうして邪険にできましょう。
信頼できる隊員を次々と亡くしていき、最後についに土方さんが羅刹になります。そこまでの過程、彼の決意、涙なくしては見られませんでした。

-乙女ゲーム感想

執筆者:

関連記事

金色のコルダ3AnotherSkyをプレーした感想

「金色のコルダ3」の続編ですが、単体でも楽しめてボリューム満点の内容となっており、全てを攻略するにはかなりの時間を費やすことになります。一度攻略しても何度でもやりたくなるほど面白いゲームです。 Ano …

遙かなる時空の中で3 with 十六夜記をプレーした感想

当時、数々の乙女ゲーマーを生みだした戦犯です。 このゲームのおかげで、立派なオタクになったという乙女も多いのではないでしょうか? かくいう私もその一人で、このゲームをプレイして「乙女ゲームってこんなに …

明治東京恋伽をプレーした感想

私の一押しは「明治東京恋伽」です。その人気ぶりから映画化もされました。 明治東京恋伽はチャーリーと言う奇術師に現代の女の子が導かれて、大正時代にトリップする乙女ゲームで、チャーリー以外の攻略対象は大正 …

ときめきメモリアル Girl’s Sideをプレーした感想

男性向けのときめきメモリアルからの派生作品なので内容はもちろん女の子の主人公が魅力的な男の子を攻略していくという形になっています。 ときメモGSは3作品出ており(マイナーチェンジ含まず)、どの作品もと …

VitaminXEvolutionをプレーした感想

「VitaminX Evolution」は2008年にディースリー・パブリッシャーからニンテンドーDS向けに発売された商品です。 キャラクターデザインを男性が担当されているので、乙女ゲーでは珍しいと話 …