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乙女ゲーム感想

薄桜鬼をプレーした感想

投稿日:2017年4月8日 更新日:

いわゆる、史実系乙女ゲームの傑作として有名な作品の「薄桜鬼」。

傑作といっても、ゲーム自体は選択肢を選んで、それに合わせたエンディングに向かう、非常にシンプルなノベルゲームです。ですので、知名度や人気のわりに賛否が分かれますが、そのシナリオの秀逸さを加味すれば、やはり傑作として扱われるべき作品だと思います。

題材は”新撰組”。登場するキャラクターは主に新撰組、志士として有名な人たちです。そして、シナリオは基本的に史実に基づいてはいますが、脚色として”鬼”や”羅刹”などといった要素でファンタジックな展開も加えられています。

とはいえ、題材が題材だけに、いろんな場面で人が死ぬという事態に遭遇します。それまでにあらゆるキャラクターにどんな思い入れを持ってストーリーを読み進めていても、避けられない死を通り過ぎないといけない場面がやってきますので、ほんわかした乙女ゲーを好む方には、やはり避けられるでしょうね。

個人的に思い入れのあるキャラクターは「土方歳三」です。鬼の副長とも呼ばれる、本作の中でもかなり硬派なキャラクターです。その硬派さの中に時折見せる優しさが見えた時、非常に際立って彼の独自の人情が描かれます。その独特な性格が不幸を招くこともあります。彼の行動をどう誘導するかでとても悩ましい思いをするのが、ゲームを超えたシリアスな感情になったことを強く覚えています。

先述したように、ゲームとしては悪く言えば、とても単調なノベルゲームです。選択肢もそこまで多くなく、バッド・トゥルーのエンディングの数も他の作品より少なめです。ですが、シナリオ、文章のひとつひとつが本当に素晴らしいことは断言できます。
涙を流しながらゲームをしたのは、この薄桜鬼が初めてでした。
作品とは別の点で、悪い点を挙げるとすれば、フリーズが時々起こってしまうので、回避のためのセーブが少し面倒だったくらいです。

乙女ゲーの中でもかなり有名な作品ですので、まだやっていない方は一度、プレイしてみて損はないはずです。

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